- 定番から少人数向けまで出し物アイデア一覧
- 会の雰囲気や人数で決める出し物選びの視点
- 1ヶ月前からの逆算準備スケジュール
- 自分たちでやるかプロに任せるかの判断軸
忘年会の幹事を任されると、まず頭を悩ませるのが「出し物」——余興やコンテンツとも呼ばれる、会を盛り上げる企画です。
何にするか決めかねている方も多いのではないでしょうか。
東京商工リサーチの2025年の調査では、忘年会・新年会を実施する企業は57.2%と、いまも半数を超える会社で年末の恒例行事が続いています。
それだけ多くの幹事が、毎年同じ悩みに向き合っているということでもあります。
幹事の悩みは、突き詰めると2つに行き着きます。
「去年と何を変えればいいのか」、そして「みんなが楽しめるか分からない」ことです。
この記事では、自分たちで余興コンテンツを企画する幹事の方に向けて、定番から少人数向けまでのアイデアを、「去年と変える」ためのアレンジとあわせて紹介します。
1ヶ月前からの逆算スケジュール、プロの演出と組み合わせる考え方も整理しました。

余興コンテンツを考える前に、まず整理しておきたいことが3つあります。
①会の雰囲気と参加層 参加者の世代や人数、お酒が入る砕けた会なのか、取引先も同席するあらたまった会なのかによって、向くコンテンツは変わります。
特定のメンバーだけで盛り上がる企画は避け、幅広い世代が楽しめるものを選ぶのが基本です。
②準備にかけられる時間と人数 余興コンテンツの企画には、ネタ出し・練習・機材の手配など、想像以上に時間がかかります。
幹事が一人で抱えるのか、複数人で分担できるのかによって、選べる企画の規模も変わってきます。
③自分たちでやるか、プロに任せるか 社員だけで完結させる方法のほかに、プロの演出を一部取り入れる方法もあります。
どちらか一方に決める必要はなく、組み合わせ方はあとの章で紹介します。

自分たちでできる忘年会の出し物アイデア【定番から少人数向けまで】

ここでは、社員だけで準備できる定番のコンテンツを、準備の目安とあわせて紹介します。
定番でも、進行や見せ方を少し変えるだけで「去年と同じ」からは抜け出せます。
それぞれに、マンネリを防ぐアレンジの例も添えました。
ビンゴ大会・抽選会 景品の予算配分と当選ルールさえ決めてしまえば、当日の運営だけで成立します。
幹事1人でも回しやすく、練習が要らないのが強みです。
景品は「目玉1つ+手頃な複数」の構成にすると、最後まで場がだれません。
ただ、数字を読み上げるだけの進行は「去年と同じ」という印象になりがちです。
リーチになった人にひと言もらう、ビンゴ成立者に中身の見えない封筒を選んでもらうなど、進行に小さな見せ場を足すだけで印象は変わります。
クイズ大会(社内ネタ) 社内の出来事や社員にまつわる問題は、共通の話題なので世代を問わず参加できます。
10問前後を用意し、難易度のばらつきがないか事前に別の社員にチェックしてもらうと安心です。
全員を巻き込む鍵は出題形式です。
三択にして指の本数で答えてもらう、部署対抗のチーム戦にする、正解発表のたびに話題の本人からひと言もらうなど、「観るクイズ」ではなく「参加するクイズ」に寄せると、席が離れた人も置いていきません。
カラオケ大会 歌が得意な社員が主役になれるコンテンツです。
参加は立候補制にして、聞いている人も採点やコール参加で巻き込むと、歌わない人も楽しめます。
去年と変えるなら、世代別の課題曲やデュエット枠を設ける、採点アプリで順位をつけて表彰するなど、「歌う人が同じでも企画は違う」形にする方法があります。
隠し芸・ものまね 一発ネタが決まると会場が大きく沸きます。
そのぶん練習と仕込みに時間が必要なので、有志を早めに募って少人数で作り込むのが現実的です。
本番一発勝負にせず、リハーサルをスマートフォンで撮って客席からの見え方を確認しておくと、当日の完成度が大きく変わります。
1年の振り返り動画上映 社内の写真やエピソードをまとめて上映するコンテンツです。
登場する部署や顔ぶれが偏らないよう素材を集めると、どの席の参加者も自分ごとで楽しめます。
構成は「月ごとの振り返り+社員のひと言インタビュー」の2部構成にすると素材を集めやすくなります。
BGMは、商用利用やイベントでの上映が認められた音源を選び、利用条件を事前に確認しておくと安心です。
準備期間と当日の所要時間の目安で整理すると、次のようになります。
| 出し物 | 準備を始める目安 | 当日の所要時間の目安 | 向いている人数規模 |
|---|---|---|---|
| ビンゴ大会・抽選会 | 1週間前〜(景品の手配) | 15〜30分 | 全規模 |
| クイズ大会(社内ネタ) | 2週間前〜(問題10問前後の作成) | 15〜20分 | 中〜大人数 |
| カラオケ大会 | 1週間前〜(機材と選曲の確認) | 1曲あたり5分前後 | 少人数〜中人数 |
| 隠し芸・ものまね | 3週間前〜(練習・仕込み) | 5〜10分 | 全規模 |
| 1年の振り返り動画上映 | 3週間前〜(素材集め・編集) | 5〜10分 | 全規模 |
※時間はあくまで一般的な目安です。
時間が許せば、性質の違う2つを組み合わせる構成(例: 前半にクイズ、締めにビンゴ)も作れます。
忘年会に限らず、企業イベント全体の余興アイデアを幅広く知りたい方は、企業イベントを盛り上げる余興アイデアの解説もあわせてご覧ください。
余興コンテンツ選び、こんなお悩みはありませんか
アイデアは絞れてきても、構成や順番、当日の進行までは決めきれないこともあります。
「社員の余興の締めにプロのマジックを1つ加えたい」といった、余興コンテンツとマジック演出の組み合わせ方も、会場条件やプログラムに合わせてご提案できます。
マジック演出を含めた余興の構成でお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
出し物を成功させる逆算スケジュールと準備のポイント

余興コンテンツを成功させる鍵は、当日から逆算したスケジュールです。
一般的な目安を逆算で整理すると、次のようになります。
- 1ヶ月前: コンテンツの内容を決め、担当・有志を集める
- 3週間前: 練習開始、景品・動画素材など必要なものの手配
- 2週間前: 参加者への告知(目玉があることを伝える)
- 1週間前: 会場の機材確認(マイク・音響・プロジェクターと持ち込み品)
- 前日〜当日: 進行表で時間配分と余興のタイミングを最終確認
このうち、つまずきやすいのが機材と時間配分です。
機材は「会場に備え付けのもの」と「持ち込みが必要なもの」を分けて確認しておくと、当日のトラブルを防げます。
余興を入れるタイミングは、会の流れに合わせて柔軟に決めて構いません。
乾杯後のひと段落でも、歓談の合間でも、進行表に「何分間やるか」まで書いておくと安心です。
自分たちでやるか、プロに任せるか|組み合わせ方の考え方

コンテンツを考えていく中で、「今年は自分たちだけで十分か、プロの手を借りるか」を迷う場面も出てきます。
内輪の一体感を最優先したい会や、参加者同士の距離が近い少人数の会なら、社員のコンテンツだけで十分に温かい会になります。
一方で、次のような場合はプロの演出が選択肢に入ります。
世代がばらけていて、全員が楽しめる演目がほしい 新入社員から役員まで世代の幅が広い会では、社員のコンテンツだけでは好みが偏ることもあります。
プロの演出は、世代や立場を問わず楽しめる演目を選びやすいのが特徴です。
特別感を出したい年(節目の年) 創業や部署の節目など、いつもと違う忘年会にしたい年は、プロの演出を加えることで会の格が上がりやすくなります。
準備の時間がどうしても取れない 候補は挙がっても、練習や仕込みまで手が回らない年もあります。
プロに一部を任せれば、幹事は参加者への告知や当日の進行に集中できます。
社員のコンテンツには、身内ならではの盛り上がりがあります。
そのうえで迷いがある場合に、前半は社員のコンテンツ、締めにプロの演出という組み合わせ方も選べる、という順番で考えると整理しやすくなります。
プロの演出と一口に言っても、マジシャンのほかに、お笑い芸人・ミュージシャン・大道芸などのパフォーマーまで、選択肢は幅広くあります。
「全員が楽しめるか」「特別感が出るか」「準備の負担が減るか」という3つの軸に照らして、会に合う演目を選んでみてください。
このうちマジックの演出を組み合わせる場合の考え方は、忘年会の余興にマジシャンを呼ぶメリットの解説で詳しく紹介しています。
費用の目安が気になる場合は、マジシャン派遣の費用相場の解説も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
- Q少人数の部署でもできる出し物はありますか?
- A
クイズ大会やビンゴ大会は少人数でも実施しやすいコンテンツです。
景品や問題数を人数に合わせて調整すれば、大掛かりな準備をしなくても楽しんでもらえます。
- Q練習時間がほとんど取れない場合はどうすればよいですか?
- A
ビンゴ大会や動画上映のように、当日の進行が中心のコンテンツなら練習は最小限で済みます。
隠し芸やものまねなど練習が必要なものは、有志を早めに募ると無理なく準備できます。
- Q毎年同じような内容でマンネリ気味です。どう変えればよいですか?
- A
コンテンツ自体を総入れ替えしなくても、チーム対抗にする・出題や進行の形式を変えるなど、見せ方のアレンジだけで印象は大きく変わります。
動画上映など例年と違う形式を1つ足すのも効果的です。
雰囲気を大きく変えたい年は、プロの演出を一部組み合わせる方法もあります。
まとめ:忘年会の出し物は「参加層×準備力」で決める

忘年会の余興コンテンツは、正解が1つあるわけではありません。
会の雰囲気や参加層、準備にかけられる時間と人数を整理すれば、自社に合ったコンテンツは自然と絞り込めます。
自分たちだけで完結させても、プロの演出を一部組み合わせても、それぞれに合ったやり方があります。
本記事の要点を振り返ります。
- 会の雰囲気・参加層・準備の時間と人数を最初に整理できているか
- 世代や立場を問わず楽しめる内容になっているか
- 逆算スケジュールで練習・機材確認・時間配分を決めているか
- 目玉のコンテンツがあることを事前に参加者へ伝えられているか
- 自分たちでやるか、プロの演出を組み合わせるかを検討したか
余興にマジック演出を組み合わせたい方へ
マジシャン派遣のマジログでは、社員の余興コンテンツとプロのマジック演出の組み合わせ方を、会場の広さや参加人数に合わせてご提案しています。
「締めの演出だけプロに任せたい」といったご相談も可能です。
マジック演出を含めた余興の構成でお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
参考資料
- 東京商工リサーチ 2025年「第2回忘・新年会に関するアンケート」調査 — 忘年会・新年会の実施率調査
- 忘年会の余興にマジシャンを呼ぶメリット5選|マンネリを防ぎ盛り上げる演出のコツ — 関連記事(マジログ)
- 企業イベントを盛り上げる余興アイデア10選|目的・規模別の外さない選び方 — 関連記事(マジログ)
- マジシャン派遣の費用相場と料金の決まり方の解説 — 関連記事(マジログ)
